「ちょ!マジギブマジギブ!!いってェって!!!!!」

「うっさい!お黙り!!あんたってヤツは、ほんっとに!!!
 真昼間から下ネタ言ってんじゃないわよ!このアホ!!!」

「ちょ、マジ苦しいって!おま!
 つーか、馬乗んなら違う形で乗れよ!!!」

「…まだ言うか。我が彼氏ながら本気で馬鹿だね、あんた。
 欲望のみで生きてんだろ、コノヤロー。猿から進化しやがれ、この天パ!!」

「いって!マジいって!!おい!俺、今日一日のご主人様じゃねーのかよ!
 何だよ、この扱い!!普通、この流れなら保健室プレイとかになんじゃねーの!?」

「エロ本の読み過ぎだ、バ甲斐。誰が保健室でなんかスるか。」

「おわ!テメ、髪ひっぱんな!マジで!!ご主人様命令!!おい、!!!」

「……ご主人様に良い事を教えて差し上げますわ。
 受け入れるだけが愛情ではありませんのよ?間違った道を正してあげるのも、

 立派な愛情なんですの。」

「は?え?、さん?」

「いい機会だから、今日一日、みっちりと。その煩悩にまみれた脳みそから全部。
 ご主人様が猿から人間になれるよう、が調教して差し上げましょう。
 つーわけで、歯ぁ食いしばれ。」

「彼氏兼ご主人様な裕次郎くんの希望としては、今現在構えられてる拳より
 からのチューの方が欲しいです。だから勘弁して下さい。」








「あいつらさぁ。やっかましいけど、何だかんだで、良いコンビだよな。」

「そうですね。大分うざったいですけど。」

「て言うか、甲斐も学習しねぇよな。」

「まぁ、コレはコレで仲睦まじくて良いんじゃないのか?」

「それもそうだな。」

「…、サソリ固め上手くなったよな。」





ご主人様な甲斐は絶対破廉恥な注文をしてくると思う。

05/0920


 
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